こんばんは!
今日も血圧についてです!
②高血圧と塩分の関係
よく、高血圧の人は塩分を控えなさい、と言われます。それはどうしてなのでしょうか。食塩、いわゆる塩化ナトリウムの摂取が多すぎると、血管内のナトリウム濃度が上がります。本来体には、そのナトリウムを尿で排出しようとする働きがあるのですが、それを上回ると血液内にナトリウムが蓄積されていくのです。体は、それを薄めて調節しようとするので、水分を多めに取り込むようになり、血液量が増加していきます。水増しされて循環血液量が増えてしまっても、もちろん通常通り心臓は循環をさせようと働きますね。ですが、いつもより多い血液を血管に流そうとすると、当然血圧は高くなります。
また、血管細胞にナトリウムが蓄積してしまうと、その細胞がむくんで血管壁が膨らみます。当然血液の通り道は狭くなってしまうため、これも血圧が上昇します。
このように、塩分は2つの方向から高血圧を促進させてしまう作用があるのです。薄味に、と言われるのも納得です。
月曜日の予約状況ですが午後からがオススメとなっていますので参考にしてみて下さい。なおその他の日のご予約もお待ちしております。