こんばんは!
今日はハロウィンですね!
そこでハロウィンってなぁに?
◆起源はヨーロッパ・現在の風習はアメリカから
もともとは、古代西ヨーロッパで行われていた死者の祭・収穫祭に由来しています。10月31日には、死者の霊が家に帰ってくるといわれており、時期を同じくして有害な魔女などが寄り付かないように、仮面をかぶったり魔よけの火を焚いたりしていたそうです。
これにちなんで、アメリカやアイルランドを中心に、世界各地で10月31日は、子供たちが魔女やお化けに仮装して「お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうよ」と言いながら家々をまわる、というイベントをする日になっています。
ちなみに、お菓子をくれなかった家には報復のイタズラをしていいそうです…。かわいいイタズラならいいですが、ほどほどにしてもらいたいものですね。
◆あのオレンジ色のかぼちゃは…
ハロウィンと言えば、あのオレンジ色のかぼちゃ。目と口をくりぬいて明かりをともしたものを、テレビなどで一度はご覧になったことがあるかと思います。
ハロウィン用のオレンジ色のかぼちゃの実は、甘みがなく、食用として用いられることはほとんどないそうです。ハロウィンのお菓子として定番の「パンプキンパイ」も、あのオレンジ色のかぼちゃの中身で作っているのではなく、それ用の缶詰を買ってきて作ります。
欧米のハロウィンパーティで使われるかぼちゃは、ビックリするほど大きいものですが、日本では住宅事情もあり、オモチャカボチャという小さな品種で代用されている場合がほとんど。加工も処分も簡単、庭に埋めれば種かぼちゃとして活躍してくれます。
日本で、現在のようにハロウィンが浸透したのは、クリスマスまでの場つなぎ、商業的な事情が大きいと思われます。なんのお祭りだかわからなくても、パンプキンクッキーやチョコレートがかわいく包装されて売られていると、ついつい買ってみたくなりますよね。今年は思い切って仮装してみてはいかがですか?
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